ドラマチックナイト in サマー
日時:2010年8月7日(土曜日)17:00~19:30
場所:都立小金井公園
日が西に傾き、風が吹いて昼間の暑さが和らぎ始めた頃、にぎやかなセミの鳴き声の中で『昆虫狩り』をスタート。「セミ」「カブトムシ」「トンボ」などの号令でその文字と同数で仲間を作ります。アイスブレークのあとのゲームは『コウモリとガ』。始め遠慮がちだった、「バット!バット!」「モス!モス!」の声は、だんだん多く、大きくなりました。コウモリが獲物を狙う気分、またガがコウモリに狙われた気分はどうだったでしょうか。自然界の中の食う食われるの関係、ほかには?ライオンとシマウマ、猫とネズミ・・・。すると目の前にバッタが一匹!バッタと言えばカマキリ。小金井公園の中にもそんな関係があるようです。『天敵と獲物』ではそのような生き物になりきりその気分を体験してみました。目隠しをして、耳を澄まし、相手の気配や動きをさぐります。静寂の中に緊張が走りました。
日が暮れはじめ、いよいよ懐中電灯を持ってセミの羽化観察へ出発です。セミの穴、抜けがらをたよりに、幼虫を探しました。間もなくあちこちから発見の声が上がりました。空にはコウモリ。バットディテクタを使って、コウモリの出す超音波も聞くこともできました。すっかり日の暮れた公園でセミが殻から出てくる様子を静かに見守り、ドラマチックな夜をすごしました。
セミの羽化の様子:
セミの羽化のスライドショー(Quick Timeバージョン)はこちら
You Tubeバージョンは以下からどうぞ (Quick Timeバージョンの方がきれいに見れます)
参加者の声:
-「耳だけで相手の動きを探るのは難しかった。虫や動物たちは生き伸びるために大変なんだなぁと思った。」
-「天敵と獲物は初めてだった。ゆったりと感じながらやるのがよかった。」
-「セミの羽化を見たり、コウモリの超音波を聞いたり貴重な体験をした。」
-「子どもにセミの羽化をみせられてよかった。」
コメント